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日本のメキシコ料理を牽引するお店として有名な広尾のサルシータ。
孤独のグルメでお店が紹介されてから、予約がとりにくくなったようですが、今回は常連さんにご紹介いただき初来店が叶いました。
奥まった角の席を6人で。
井之頭五郎さんが座ったのはパーテーションを挟んで隣の席でした。
今回は飲み放題とお料理がついた6,000円コース
気温が上がり始めた5月の中旬。喉の乾きをまずはビールで潤します。
飲み放題のメニューはこちら。
目玉はフローズン・マルガリータがメニューに入っているということ。
単体で飲むと1杯900円くらいするそうで、なんとも太っ腹な。
まずはお通しがてらのトルティーアチップス。
ソースはサルサとワカモーレ。
自作することの多いお料理ですが、専門店で食べたことがなく…
スパイスなどをいろいろ入れて複雑な味にしていましたが、素材の味が生きたシンプルなお料理であることが判明。
次に運ばれて来たのは、パリッと揚げたトルティーアに魚介とアボカドのサルサがのったプレート。
野菜たっぷりの揚げピザ感覚とでもいいましょうか。
エビ、タコ、アボカド、トマト、レタス、オリーブ、イタリアンパセリなど、カラフルな具材が目にも鮮やか。
味変には、オリジナルの辛いソースを。
なかなかの辛さなので、辛味が苦手な人は様子を見ながら、ちびちびとかけることをオススメします。
他にも何種類か辛さを調整するソースがありましたが、酸味と辛味のバランスが違うのでお好みを試しながら。
こちらは焼いたトルティーア。
ワカモレとサルサ、そして日本人にも馴染み安い、甘く味付けしたひき肉が内包されています。
2種類のフローズンマルガリータをオーダー
ビールを飲み終えたので、飲み放題の目玉のフローズンマルガリータを。
まずはお料理にめちゃくちゃ合うというライム味を。
チェーン店やダイニングバーで、フローズンマルガリータは何度か飲んだことはあるのですが…
今まで飲んでいたフローズン・マルガリータはなんだったのか…というような感動の初体験!
メキシコ料理には欠かせないライムの酸味も爽やかで、一口ごとにリフレッシュします。
テキーラが厳選されているようで味はもちろんのこと、氷の口溶けも新雪を含むかのように繊細です。
ただ店内がとても冷えていて、1杯飲むと寒気が…。真夏にお外で飲んだら最高だろうな。
ちょっとお腹が冷えたところで、温かいトマトのスープ。
こちらに辛いオリジナルソースをいれても美味です。
カッテージチーズとカニのサラダ。
カニがこれでもか!とふんだんに使われています。
熱い地帯のお料理なので、体を覚ますトマトをメインにした生野菜のお料理も多いんですね。
こちらがストロベリー味のフローズン・マルガリータ。
本物のいちごのソルベを使っているので、いちごの甘み、酸味、フルーティーさが広がってまるでデザートのよう。
個人的にはベリーが大好きなのでこちらのほうが好みでしたが、お料理と合わせるにはライムのほうがいいかもしれません。
お酒の盛りがすごいのですが、冷えているせいか度数はあまり感じず、酔っ払う感覚よりお腹を温めたくなりますね。
怒涛のトルティーア祭り開催!
こちらはコロコロにカットされた豚肉をトルティーアで。
お味噌のような味付け。
こちらのお店は日本での本格メキシコ料理の先駆けとなった方がシェフをされているそうです。
なので日本人好みに妥協するような味付けはしていなそうなので、メキシコには、なにか似たような発酵調味料があるのかもしれません。
そしてやはり辛いソースがついてきます。
初めてお店の方が「すごく辛いから量に気をつけて」との注意が…
残っていたサルサとワカモレをトッピングして、あっさりいただきました。
トルティーアはとうもろこしの粉で作られるものですが、たくさん頂いたので、お腹で水を吸ったトルティーアが膨らんで、かなりの膨満感を感じるように。
お腹も限界に近いところで、エビと唐辛子の炒めものとご飯。
ライムをしぼって、香りと酸味を。
唐辛子を直接食べなければそこまでの辛味はなく、辛い香りがほんのりプラスされているという印象です。
なんとなく米は別腹で、さらりと完食。
飲み放題も最後ということで、テキーラサワー。
テキーラはあまり馴染みがないのですが、本来の味を楽しみたくなりました。ちょっぴりスモーキーな香りが独特です。
お隣のテーブルではショットの飲み比べをしていました。
いよいよお腹も限界値突破しそうというところで、不思議なプレートの盛り合わせが。
葉っぱをあけるとほろほろに煮込まれた鶏肉。手前は野菜のマリネ。
奥は塩味のあんこと揚げたトルティーア。小豆は初めてだったのですが、これはフムスでしょうかね。
さらにさらに、モリモリすぎるデザートプレートが一人1つずつ。
プリンもアイスも甘さは普通で食べやすかったです。奥にご飯をココナッツミルクとシナモンで甘く炊いたご飯が…
甘くないあんこのおかず、甘く炊いた米のデザート。本場メキシコの食文化を初体験しました。
孤独のグルメの五郎さんも相当食べていましたが、二次会に行く気力も失せるほどの限界腹パン!!
水が一滴も入らないレベルの満腹は人生初かもしれません…
お料理も飲み放題も大盤振る舞いで、6,000円ではお店に申し訳ないと思わせる充実ぶり。
同伴者の方で、フローズンマルガリータを6杯も飲んだ方がいて…お料理の値段はもはやチャラレベル。
テレビ出演したゆえに予約がさらに取りにくくなったようですが、真夏に格別なフローズン・マルガリータを味わいに、ぜひ再訪したいお店です。
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