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前日は大雨、晴れ上がった心地の良い水曜日。常連さんのおすすめのお店に連れて行ってもらいました。
「ニルバーナ」サンスクリット語で「地上の楽園」を意味する空間。それにふさわしい東京とは思えない高い空を見上げられるテラス席で、美味しいインド料理を頂きました。
地上の楽園はThis is TOKYO
まだ早い時間だったので、店内のインテリアを無人で、撮影出来ました。
ミッソーニのファブリックでカラフルに彩られた洗練空間。
最初はこちらのテーブル席で会食する予定でしたが、外に出てみたら昼間の暑さは落ち着き、涼しい風が吹いていたので、テラスに移動。
水曜日の早い時間でも先客がちらほら。
この後にテラス席は平日ながらも満員御礼。飛び込みで席の変更をお願いできる常連さんに感謝です。
東京とは思えない広々とした高い空の下で愉しむインディアン宴の開催です。
3時間シャンパーニュ飲み放題付きコース 8500円
スパークリングワインではなく、シャンパーニュの飲み放題コースが出来たとのことで、今回はちょっと贅沢な宴に。
さっそく注いでもらったら、ブロガー揃いで写真撮られまくりのスタッフさんが焦ってしまったのか、いきなりグラスを倒すアクシデント…( ゚д゚)ハッ!
気の利いたスタッフさんが、ワインのかかった服を拭くものと、染み抜きを持ってきてくれました。
こちらのテーブルが少し不安定で、穴も空いているので、こぼすと自分の服を直撃するので注意が必要です。
最初はバタつきましたが、気を取り直して乾杯!
アンドレ ディリジャン シャンパーニュ キュヴェ スペシアル アッティシズム ブリュットは脅威の72ケ月熟成。
ピノ・ノワール種60%、シャルドネ種40%。
アシェット・ガイド誌も大注目!フランスのワインショップでも大人気!造り手はシャンパーニュ地方はビュクスイユ(Buxeuil)の名門・ドメーヌ(R.M=生産者元詰)!シャンパーニュ地方最南端、コート・デ・バール地区にあるビュクスイユ(Buxeuil)村で17世紀から歴史のある究極造り手!アンドレ・ディリジャン・シャンパーニュ!
アンドレ・ディリジャン・シャンパーニュ・キュヴェ・スペシャル・“アッティシズム”は、ピノ・ノワール種60%とシャルドネ種40%を使用し、ラスで5年間以上熟成させた希少なワインである。
このワインは評価も高く、デュセール・ジェルベ誌では94点を獲得し、ワインエンスージアスト誌でも91点を獲得している。また、アシェット・ガイド誌2021年版でも高い評価を受けており、年産5000本限定の希少な逸品である。
引用:https://item.rakuten.co.jp/wineuki/0103004014506/
なんとも高級なシャンパーニュを飲み放題にしてくださっています…涙
年間5000本限定生産のシャンパーニュを、無知ゆえの強さで爆飲みしていきます。幸せ者だわ~
最初のお料理は「ボウルオブグリーンズ 焙煎タニヒのドレッシング」
タニヒは「ゴマをペースト状にした調味料」のこと。ゴマドレッシングはインドでも食べられているんですね。
そういえば、業務スーパーで買ったゴマペーストはトルコ産でした。世界で広く愛されている食材なんですね。
とりわけ上手な常連さん。スマートな手さばきです。
サラダはマンゴーが入っていて、オリエンタルな仕上がり。ひまわりの種がトッピング。
インドリ料理といえばこちら。定番のタンドール。
「ティッカ」はそもそも何かというと…
チキンティッカが食べやすいように小さくカットされているのに対して、タンドリーチキンは骨がついたままの大きいサイズで提供される場合がほとんど。
お店によってはタンドリーチキンとチキンティッカで味付けを変えているところもありますが、「タンドリーチキンは骨付き」「チキンティッカは骨なし」と覚えておけば問題はないでしょう。
引用:https://food-mania.jp/chicken-tikka/
- タンドリーチキンティッカ…骨のついていないチキン
- タンドリーフィッシュティッカ…筋肉質なメカジキでした
- タンドリーベジタブル…ズッキーニ
- タンドリーブラウン…シュリンプ
ほどよいスパイス感とスパイシーな辛味で、食欲を加速させ、どんどん進んでしまいます。
家庭では絶対に出来ない焼き方なので、こういうものはお店で食べる価値が高いお料理のひとつですね。
こちらは本日のスペシャリテ。鯖のスパイス焼き。
様相は見覚えのある焼き魚です。タンドールほどではないけれど、ほのかにスパイスがかかっていて、マスタードシードのマスタードと(多分…)バルサミコ酢のソースが掛かっています。
千切りに添えられた生の生姜がよいアクセント。
一気にテーブルが賑やかになりました。シャンパーニュも進みます。
暮れゆく東京の空
ゆっくりと暮れゆく、東京を、初夏の涼しい風に当たりながら過ごす贅沢なひととき。
東京はこうやって観察すると、都会でも緑が豊富です。
人工的な四角い建物から漏れる灯りとライティングされた木々のコントラストの美しさは、大都会ならでは。東京がいい街だと実感できます。
1Fもテラス席があるお店で、雰囲気が違う世界観が広がっているのかもしれません。
いつもはカメラの色温度を修正して現像しているのですが、今回は暮れゆく雰囲気をそのままに再現したブログ構成にしました。
そんな中届いたのは、「チキン・ハイデラバーディ・ビリヤニ」
ハイデラバーディは「インド中南部の都市ハイデラバードに由来する料理のジャンル」とのこと。
こちらも取り分けて頂きました。
ビリヤニを食べる機会があまりなくて、何が正解なのかまだわかっていないのですが(^_^;)、スパイスが結構効いていて割と辛めの印象。またシャンパーニュが進んじゃう!
もちろんバスマティライスなので、量もたっぷり。
白米の1.7倍の吸水率とのことで、たくさん食べてお腹いっぱいになっても消化が早いのが特徴。日本ではお米の保護により、バスマティライスは関税700%とカリー子ちゃんが言っていました。
日本ではかなり高級なお米なんですよね。だから、お安いインド料理屋さんでも1000円ほどする場合がほとんど。
漢方薬でもあるスパイスの他にも、クコも入っていて、健康にとっても良さそうな炭水化物。バンザイ。
飲み放題をいいことに、生産数5000本のシャンパーニュは順調に空いています。
シャンパーニュをパン!と開けるスタッフさんと、音をさせず開けるスタッフさんがいて、ワイン通のお二人は、「高級店は静かに開けてスマート」と言っていました。
ドラマで見るワイワイパーティーの雰囲気で、ポン!と開けちゃいけないんですねぇ。
また、実は「ポン」という音を立てて開けてしまうとシャンパンの炭酸ガスが一気に抜けてしまうので、泡も少なくなってしまいます。
そのため「天使の吐息」と言われるように「シュー」っと小さな音でシャンパンを開けるのが、オススメです。
音を立てることで、炭酸ガスが一気に抜けてしまうのは確かにもったいないかも…
暮れ始めるとあっという間に夜になりますね。
レストランに灯る間接照明が明るく感じてきます。
灯りの輪郭がぼーっと見えてくるのは酔いが回ったせいでしょうか。
この季節は、やはり室内よりもテラスのほうが人気なのか、店内に人影は少なく…
でも、テラスから見える店内の灯りもまたオシャレに見えてきます。やけにロマンチックな感想が出てくるのは、このレストランの空気感故か…。
Wシメのカレーも絶品
最後にWシメのカレーが出てきました。
手前が、3種ひき割り豆のダルカレーとメニューには書いてありましたが、スタッフさんは「サンバル」と言っていた気が…公式のメニューには「南インド初夏野菜のサンバル」と書いてありました。
ナンはベイクド・クラシックナン。一人前半分くらいかな。
こちらは、人気No.1!バターチキンカレー。
北インドのカレーだそうで、水分多めの南インドと違ってこってりタイプ。乳製品やカシューナッツが使われている場合が多いそう。
私が行くインド料理屋さんは、甘めのバターチキンカレーが多いのですが、こちらはきちんとスパイス感があって甘みは少なめ。濃厚さは変わらないかな。
食用菊やハーブなどがあしらわれ、良いお店のカレーはおめかし上手。
ということで、そろそろお開き。最後の乾杯と相成りました。
3時間飲み放題なのもあって、まさかの一人1.3本!
フルーティーで長期熟成の余韻が長いこちらのシャンパーニュは、アペリティフのみならず、インド料理にも負けない相性。適度な酸味が、辛味をリセットする効果とかありそうです。
常連さんが「このメンツのシャンパーニュ飲み放題だったら料理はタダみたいなもんだから」と言っていたのが本当になりました(^_^;)
シャンパーニュ以外も飲み放題なんですが、誰も、何にも手を出さず…
一貫してシャンパーニュを通してお店にはちょっと申し訳ないくらいにお得を享受。
今年の夏はビアガーデンに行きたいぁと思っていたけれど、ひと足先にリッチなシャンパーニュガーデンを楽しみました。
真夏や真冬は厳しいかもしれませんが、心地よい春から初夏、秋はテラス席が超絶オススメです。東京に黄昏られます。
レストランから見たテラス席の景色。これはこれで壮観かもしれませんね。
スタイリッシュを極めた雰囲気、テラス席に広がる眺望も含め、8500円はお安いと感じました。サプライズや、特別なデートにおすすめです。
素敵なお店のアテンドありがとうございました。いつもお世話して下さる常連さんに感謝です。
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ここが地上の楽園。世界を魅了したレストランがミッドタウンに。1970年、ニューヨーク・マンハッタンで創業し、数多くの著名…