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東京ミッドタウンにある石窯シカゴピザ、熟成肉と自社ブルワリークラフトビールを楽しめるお店。
予約をしたのは2ヶ月以上前。すっかり季節が進み、テラス席は極寒でお外ビアガーデンとは行きませんでしたが、クリスマスのイルミネーションが光るラグジュアリな雰囲気。
土曜日の17時スタートでしたが、店内はお客さんでいっぱい。人気のお店のようです。ここを何度か利用している酒友さんに紹介していただきました。
早めの来店で飲み放題のビールが3種類から5種類に
さすがに極寒のテラス席にはだれもおらず、全員店内に誘導されます。夏だったら屋外での開放的な飲み会も良さそうですね。
この日は本当に一気に寒くなって、ビールの飲み放題は大丈夫かなぁと不安に思っていましたが、店内はとっても温かくて、冷たいビールも捗りそうです。
今回は5種類のクラフトビールが飲み放題!6,000円コースをオーダー。
18時までの来店で、飲み放題のビールが5種類にバージョンアップ。
最初の1杯はモルツで!ということで、水筒のようなボトルに人数分のビールが提供されます。
他の4種は自家醸造のクラフトビールになります。
その他にも、スパークリングワインやワイン、カクテル、ソフトドリンクも飲み放題。ここはビールのほうが、コスパが高いのでとりあえず上から全部飲んで見ることに。
とりあえず、モルツで乾杯!プレモルじゃないモルツは久しぶり。これはこれで改めて飲むと結構美味しいな。
最初に出てきたのは、「冬の根菜のチョップドサラダ」。根菜はさつまいもとごぼう。
季節の前菜は「スペイン産シャルキュトリと自家製前菜盛り合わせ」
スペイン産生サラミ&生ハム「ハモンセラーノ」、モルタデッラ、葡萄のアールグレイマリネ。
イタリア産の生ハムが食べられなくなって久しいですが、スペイン産やフランス産でしのいでいますよね。
これはこれで全部美味しいけれど。
ぶどうのアールグレイマリネがしょっぱいシャルキュトリによい甘味のアクセント。
チョップドサラダも、さつまいもの甘味がところどころにあり、ほっこります。
Blanche du Hainaut Biologique/ ブランシュ・ド・エノー・パイオロジーク ALC.5.5%
セゾンビールのメッカであるベルギー南西のエノー州の代表的な銘柄「セゾン・デュポン」を醸す醸造所が作る、有機農法で栽培された原材料を使用したホワイトともセゾンビールともいえるハイブリッドなビール。
セゾンビールとは、ベルギー南部で昔から飲まれていたビアスタイルです。オレンジやレモンのような柑橘類を思わせる香りと、スパイシーな香りが一体となった複雑な香りが特徴的。
この柑橘系のホップの香りが好きで、ホワイトビールが一番の好みなのですが、ペールのちょっとした香ばしさも相まってこれが一番好きでした。
これに合わせたのは「シカゴピザハーフ&ハーフ シカゴチーズリパブリック&ホットシカゴ」
オリーブもハラペーニョもたっぷりだ!
シカゴピザが流行ってから結構な時間が流れていますが、相当な出遅れで、今回が初めての体験。
深めのお皿に入れて生地を焼くスタイルなので、中に具材がたっぷりはいるのが特徴のようです。チーズたっぷりのシカゴピザのビジュアルを見ることも多いですが、それとはちょっと違ってチーズ以外の具材が多め。
生地も普通のピザよりサックサクのクリスピー。ボリュームの割に、あっさり食べられます。
写真をとり忘れましたが、シカゴピザに合わせたのは、ECLIPSE TRIPLE MIEL/ エクリプス トリプルミエル ALC.8%
年に数回、少量醸造でお届けする特別なビール。第一弾はベルギー産の大麦モルトと小麦、ヨーロッパホップに蜂蜜を加え自慢のトリプル。仕込時に加えた蜂蜜と直輸入したベルギー産2種の酵母からなる、芳醇でフルーティーなアロマ。甘味を感じるのにスッキリとした味わい。時間をかけて温度による変化も。
蜂蜜の甘味…はあんまり感じないけれど、鼻孔をくすぐる香りにほんのり甘い香り。
香りのおかけで、味覚以外の部分で、甘味を感じているのかもしれませんね。
アルコール度数の高いビールはどれもボリューミーな味わい
Caracole Saxo/カラコル・サクソー ALC.8%
ディナンのサクフォンを発明したのはアドルフ・サックスの出身地であり、かたつむり(カラコル)がサックスを持っているビール。
軽いレモンの皮のような香りと味わい、ワロン地方独特の甘味もからまる素晴らしいビール。
こちらのビールに合わせたのは…
「ベルギー産ビンチェ芋のポムフリッツ」
ビンチェ芋は、ベルギーで栽培されているじゃがいもの品種です。皮と果肉が黄色がかっており、甘味があります。ホクホクとした食感がよく、程よい糖度と旨味があります。
ベルギーではビンチェ芋が主流で、栽培されているじゃがいものうち40~50%がビンチェ芋です。ベルギーではフリットといえばビンチェ芋を指し、世界的に人気の高い品種です。
ホクホクのポテトフライは、柑橘の香りを感じるビールに相性抜群。
添え物のブロッコリーにカニがふんだんにマブっていて、ちょっと贅沢な雰囲気に。最近カニは高くてなかなか手が出せないので、こんな少量でも感動してしまう庶民派。
メインは「ポークと牛ロースの石窯ローストグリル2種盛り合わせ」
程よい脂ののり具合のポークと、美しいサシの入ったロゼ色の牛肉。
玉ねぎとお醤油のソースがキリッとした塩味でお肉の甘味を引き立てます。生に近いと思われる玉ねぎが添えられていますが、恐る恐る食べた人はそれなりに火が入っているとのこと。
ここで最後のビールを。改めて乾杯。
Delirium Black Barrel Aged/ デリリウムブラック・バレルエイジド ALC.11.5%
デリリウム・ノクトルムとデリリム・ノエルをブレンド。バーボンのオーク樽で9ヶ月熟成させた超限定。どっしりとした力強いビールでバーボンの芳醇な香り、アルコールを感じる。
★デリリウム・ノクトルム(Delirium Nocturnum)
ベルギーのヒューグ醸造所が醸造するビールです。デリリウム・トレメンスと並んでヒューグ醸造所の代表的なビールです。★デリリウム・ノエル(Delirium Noel)
デリリウムの冬季限定醸造クリスマスビールです。アルコール度数は10%で、丸みのある甘みが特徴です。3種類のダークモルトとベルギー産ホップを使用したアンバービールで、フルーティな中にモルトの甘さとスパイスの辛さを感じます。
甘くて芳醇な黒ビールとは一線を博し、度数の高さと樽の香りで、どこかウイスキーを感じる黒ビール。初めての体験。
一口で度数の高さを感じるアルコール感なので、たくさん飲むと危ない…(^_^;)
黒ビールのパンチ力に、一旦チリのロゼスパークリングでリセット。
最後にデザート。「特濃ミルクのひとくちブランマンジェ ダークベリーソース」
濃いベリー系ソースの酸味が、ブランマンジェの甘さを引き締め、お口直しも完了。
飲み物もラストオーダーとのことで、最後はブランシュ・ド・エノー・パイオロジークをお代わり。
やっぱり私は、スパイスや柑橘を感じる小麦のビールが好きなんだなぁ…と改めて実感。
ビールの飲み放題とはいえ、日本のビールとは度数が違うので、調子こいて飲んだら結構酔っ払ってました(^_^;)
気候の良い時は、テラス席がおすすめとのこと。
雨風は凌げそうもないですが、格子状の天井が外の開放感を邪魔せず、都会的な洗練された空間に。
夜は店内の温かい照明が外の空気感も華やげます。
そして店内からも見えますが、お外は美しいクリスマスイルミネーションでキラキラ~
イベントは楽しんだ方が人生素晴らしい。やっぱり都会っていいなぁって思える光景でもあります。
まだボジョレーヌーボーを飲んでいなかったので、二次会に1杯飲めたらいいなぁと思っていたんですが、どこのお店も扱いがなく…(^_^;)
初物が好きな日本人は、ボジョレーヌーボーは好きなはずですが…やはり為替の問題なのか、価格高騰の折、置いているお店も少なくなってしまったのでしょうかね。
お料理もボリューミーで、お酒の種類も豊富。六本木という立地で飲み放題付き6,000円は破格のお値段。
スタッフさんも親切で、楽しいひとときを過ごす事ができました。
※色々な口コミで接客について触れられていますが、どのお店でもこの人手不足の折、不慣れなアルバイトさんがいるのは仕方ないのかなぁと思います。
飲み放題の追加メニューはモバイルオーダーで対応。オーダーはすぐに通るのですが、クラフトビールは注ぐのに時間がかかるので、ちょっと早めの注文がおすすめです。
※ビールが出てくるのが遅いともありますが、クラフトビールは泡を取る作業があるので、どこもそんな感じだと思います。
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