※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
最近テレビでも紹介されることも多くなった新中野の酒屋「柴田屋酒店」。
1Fは、ショップとテイスティングバー。2Fはワインビストロ。リーズナブルに多彩なお酒を楽しめます。
ショップも覗きましたが(日本酒しか詳しくないんだけど)、ナウテの日本酒をラインナップしながらも、定番酒ではなく、そっちかー!という感じのラインナップで、バイヤーさんのセンスが光ります。
2Fのビストロでフリーフロー
水曜日の早い時間というのに、団体とカップルの先客で賑わっていました。その後に家族連れのお食事で来店している人も。
平日でも予約はしておいたほうが良さそうな人気っぷりです。
店外の看板にあるフリーフローが楽しめるのは2Fのみのようです。セルフで好きなお酒を注ぐスタイル。
- 60分 2,420円
- 90分 3,025円
- 120分 3,630円
- 30分延長 1,100円
大体の人が90分でオーダーして、物足りないと延長するとのことでしたが、酒飲みのグループだったので、あっさり120分をチョイス。
ワイン、日本酒、クラフトビール、サワー、ハイボールという多彩な飲み放題が楽しめます。
こちらのフリーフローに6品のお料理がついた120分プラン6,050円をオーダー。
最初は、クラフトビールをオーダー。クラフトビールも3種類ありました。
暑い日だったので、ちょっと柑橘を感じる爽やかなものを。他にもIPAとカールスバーグがありましたよ。
赤ワインはこのように、棚に並んだものを。グラスは都度洗い場で洗うシステム。
冷蔵庫に白ワインとスパークリング、日本酒が詰まっています。
※ひっきりなしに人がいるので、冷蔵庫周りの写真がうまく撮れませんでした。無念…
ということで、ロゼのシュワシュワをチョイス。たくさん飲むからちょっとずつ。
クリテール・ブリュット・ド・ブリュット クリテール ヴーヴ・デュ・ヴェルネ ロゼ。
果実系のアロマと、繊細なロゼの泡立ち。辛口で、暑い日にゴクゴク飲めるスパークリング。
お料理が早速運ばれてきました。自家製ドレッシングの生ハムサラダ。
ドレッシングも爽やかで、ベジ・ファーストで胃をアイドリング。
本日のおすすめ前菜6品盛り合わせ。
左奥から、ヤングコーンのフリット、燻製ポテサラ、トマトピューレ(乳製品混ざってる)のブルスケッタ
右下から、バンバンジー、トマトと昆布の和え物、きのこのマリネ
何気ない料理ですが、これだけでワインが進みます。
前菜用の白はオーストラリアのキリビンビン シヴァー シャルドネ。
過日、オーストラリアやニュージーランドのワインを頂いて、そのフルーティさに感動したのを思い出し、こちらをチョイス。
[includeme file = "excuse.php"] こちらの常連さんに連れてきてもらいました。暑気払いのワイン飲み放題企画。 ゴージャスな雰囲気の中で、リーズナブルに豪華なお料理が楽しめるお店。カジュアルイタ[…]
フレッシュで果実感あふれる香り。シトラスやパイナップルなどの華やかな味わい。酸味よりも香りから甘みを感じるワイン。
ちょっとずつなので、次々と。まだ経験値が少ないオレンジワイン。ブチェファーロ ピノグリージョ。イタリア産。
柑橘系の皮の香りがエレガント。余韻も長い。
オレンジワインって、味わいの幅が広すぎて、いまだ自分の好きな味わいの着地点を発見できずにいます(^_^;)が、こちらは割りと好みだったかも。
魚介たっぷり!酒屋のアクアパッツァ。
ほわほわに仕上げられた鯛とムール貝とアサリの旨味たっぷり。このスープでお酒飲めるわ~。
で、お代わり。ドメーヌ デュ グランセール トゥーレーヌ ソーヴィニヨン。
柑橘系、そして花の香り。厚みのあるフルーティさ。
ムール貝の白ワイン蒸しなどにぴったりとのことで、アクアパッツァとの相性も◎
酒屋さんならでは!お料理にも発酵の力を
メインは、鴨のコンフィ酒粕ソース仕立て。
3人で足2本!!!
酒粕ソースとのことでしたが、全く酒粕感はなく。ほぐしているところを撮ればよかったのですが、繊維質がホロホロにほぐれるまで煮込まれています。
飲み放題付き約6,000円のコースで、鴨のコンフィが食べられるとはこれ如何に。ミラクルな価格設定。
何気に量も多く、このあたりでお腹も満たされてきました。
お肉になったので赤にチェンジ。またしてもオーストラリアのフルーティワインに。
サテライト ピノ・ノワール ミディアムボディ。
いちごなどのベリー系の香りがフルーティ。バニラの甘い香りもあり、華やかなピノ・ノワール。
左のワインは、シャトー・オー・バラスタールは超ハイコスパボルドー赤ワイン。
濃厚でボリュームのある味わいで、熟した果実味とタンニンのバランスがよく、1,000円ワインとは思えないフルボディ。コンビニでも売ってるみたいな口コミ見かけました。
鴨のコンフィで、3杯目。サペラヴィ クヴェヴリ フルボディ。
珍しいジョージアのワイン。
初めて飲む「サペラヴィ」という品種。ジョージアでは広く栽培されるぶどうのよう。
色味も濃く、チョコレートやスパイスのような味わいで、酸味が高く、タンニンが豊富なので、熟成能力のある高品質なワインが作れる品種だそう。
楽しいワイン飲み比べも、ついに〆のお時間が…。こちらもお料理に発酵の力を。麹漬け牛のボロネーゼ。
熱々でなんとも美味そうです。香りも豊か。
先程のジョージアのワインとともに。麹の味は直接感じないけれど、とても風味豊かなアミノ酸の味わい。
コンフィで膨れたお腹に「まだ入りますよー。」と言わしめる、肉肉しい〆。
パリ醸造所の看板SAKE「THE CLASSIC(ザ・クラシック)」の”Summer Edition”。
4合瓶で、2,500円ほどする高級なお酒(関税と酒税の都合?)で、見かけても買うことはちょっと憚られていたものが、まさかの飲み放題で飲めるとは…(^_^;)
その土地だからこそ醸せるテロワールを重視したSAKE造りを行うため、原料は「南仏カマルグ地方の米」「現地を流れる水」「現地のワイン造りに使われるBIO規格ワイン酵母」と全て100%フランス産を使用。
夏酒仕様とのことで、これでもライトに仕上げているのかもしれませんが、熟成ワインのような野太い味わい。
そろそろワインもラストオーダー。10分前のお知らせなので、ギリギリまで飲めます。トカイ フルミント。
ソーテルヌの貴腐が高くて、ハンガリーの貴腐ワインを飲んだことがあって、貴腐が飲み放題なんて!!と思ったら、違うワインでした(^_^;)
トカイアスーという極甘口ワインと同じ品種を使ってはいますが、とってもドライな辛口でした(^_^;)
ポップには、温度が上がると優しい甘口ワインのような一面も見せてくれます…と書いてありましたが、飲んだ中で一番の酸っぱさ。
これは〆としては(ワインはとても美味しいんだけど…〆っぽくないって意味で。)ちと失敗…(ノ∀`)アチャー
だけど、〆のデザートは、甘い甘いブラウニーとアイスのコンボ。
飲み放題なのに、普通のお店では実現出来ない、酒屋さんならではのお高めのお酒がたっぷりラインナップ。
この日はワインを攻めましたが、日本酒も10種類くらいが飲み放題。お料理のクオリティーも高いので、実質これだけの飲み放題が2,000円くらいで楽しめたのではないでしょうか。
なので、がっつりご飯を食べるんだったら、コースがおすすめですね。
90分の飲み放題だと、またお料理のコースの構成内容が少し違うようです。こだわってる。
セルフだと案外注ぎに行く時間を取られるので、少しずつ何種類も飲む方法もあれば、気に入ったのをがっつり注いで飲む方がもしかしたら量が飲めるかもしれません。実際そんな飲み方をしている人も見かけました。
スタッフさんのホスピタリティも素晴らしく、優しく酔っ払いの面倒をみてくれます。
もちろん、ワインも日本酒もビールも、季節によって品揃えが変わるだろうし、また変化を楽しみに再訪したいと思いました。
がっつりコースを楽しむもよし、フリーフローで酒だけ楽しむもよし、ちょい飲み用飲み比べセットを楽しむもよし。
色々な使い方ができるのも魅力ですね。特に、ご近所だったら…。
食べログで予約
ワインビストロ 柴田屋酒店本店2F/【旧店名】発酵ビストロSHIN-NAKANO UE (新中野/ビストロ)の店舗情報は…