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少なくとも20年以上前からあるお店。
一度ビルの建て直しで閉店したのですが、新しいビルで再度開店したのも、もはや10年以上前かなと記憶しています。
アフガニスタン料理というニッチなカテゴリーにも関わらず、東中野の老舗エスニック料理店です。
孤独のグルメでも紹介
五郎さんはお酒を飲みませんが、やっぱりビールから。
最初の1杯はアフガニスタン的じゃないけれど、白穂乃香。やはり小麦のビールが好き。
孤独のグルメを前日に予習しておいたので、似たようなメニューをチョイスしました。
まずはアフガンマントウ。手作り皮の羊肉蒸し餃子。
ムチムチの皮に包まれた羊のひき肉餡。ソースはトマトとヨーグルト。
「あんまりラム感ないんだけど」って同伴者が言ってましたが、やっぱりラムだよっ!
私はラム大好きなので、なんの問題もないけど適度な香辛料で、臭みが抑えられているかもしれません。
ラムロースのたたき。
これは本当にクセがないですね。苦手な人もこれならイケるかもしれません。
(とはいっても、苦手だったらラムメインのお店には来ないですよね…汗)
それだけ鮮度も抜群だということで。玉ねぎを巻いてオリーブオイルタレをつけて頂きます。
アフガニスタンの鉄鍋料理
カラヒィ(羊)。
羊肉、トマト、ししとうの鉄板焼き。
カラヒィとは、アフガニスタン、パキスタンにまたがる地域で使われている鉄鍋のこと。中華鍋のような底丸型のものをいいます。
移動生活では、あれもこれもと多くの家財道具はもてません。カラヒィは、まさに遊牧生活の知恵が生きている調理道具といえましょう。
とのことで、遊牧民の鍋料理という意味のようですね。
日本人にも食べやすいようにアレンジされているのか、複雑に、そして主張しすぎず、計算されたスパイスが香って食欲をそそります。
ナンにつけていただきますが、インド料理のナンとは違って全粒粉を混ぜたハードタイプ。より小麦感があって、素朴で美味。
箸休め的に、鶏とアボカドのサラダ。
ブルーチーズを使っているようですが、ブルーチーズのクセはあまり感じず、いい意味でアボカドの青臭さが引き立って爽やか。
こちらは五郎さんではなく、久住さんが食べていた「ラムの辛子炒め」
にんにくとスパイスで味付けしたマスタード和え。
パクチーが苦手な人も、なぜか、この組み合わせだとパクパクいけると進んでいました。
飲み物は、スペインや南アフリカのワインをデキャンタで頂きましたが、なんとなくラムには炭酸が合う気がして後半はビールばかりお代わり。
シメは胡麻香る鉄板和え麺
シメは五郎さんが食べていた、ラグマン。
羊肉・トマト・ししとうの胡麻ダレ和え麺。
カラヒィと同じような具材のチョイスですが、胡麻がかなりたっぷり。
持ち上げてももっさりと胡麻が麺に絡みついてくる量なので、食感も味もゴマゴマしてます。
汁なし担々麺的な雰囲気でもあり、より日本人好みの味付けではないかなと。
最後にカスタードプディングと、ココナッツアイス。
アーモンドとピスタチオが入っていて、ザクザクした食感とナッツのコクが加わってまた美味。
実は外の屋台で羊串を食べたことはあるのですが、店内に入ったのは初めて。
通されたのは絨毯敷きのお座敷で、遊牧民のライフスタイルを再現しているのかな。
店内も屋台も、平日なのに満席で、活気と賑わいと異国情緒溢れる雰囲気が不思議と「温かさ」を醸し出しています。
東中野西口を出てすぐなので、見つけやすいですが、人気店ゆえ予約は必須。
一緒に行ったお友達も「また来たい!」と、とても好印象だった様子。私もまたすぐにでも行きたい!