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コリアンタウンと化した新大久保には、東南アジア、中東系のお店も多数。
この日は、イスラムタウンにスパイスを買いに出かけたついでに、友人とランチ。
特に食べログの点数が高い、ネパールの民族料理が食べられるお店に。
1階は八百屋で、サイドの細い階段を上るともう一つの扉があり、扉の先の階段を上がるとお店に。途中の廊下には、どうやらグルメらしい千原ジュニアの写真が飾ってあります(^_^;)
異国情緒漂う店内はクーラーバリバリ
現地の調度品などが飾られた店内は、南国らしくクーラーがバリバリ。
寒がりの女性は夏でも1枚羽織るものがあった方が良さそう。もう一つ上の階がキッチンらしく、料理が運ばれて来る様子が伺えました。
前菜に「パニプリ」。
三軒茶屋のカレーの名店「シバカリーワラ」で初めて食し、すっかりハマってしまった「パニプリ」
[includeme file = "excuse.php"] 三軒茶屋の友人の家に遊びに行くことになり、三軒茶屋のエスニックを多く提案したら、 「ここどう?ここのカレーはなぜか胃もたれしないのよ。」 とのことで、[…]
インドやネパールではストリートフードとして有名だそうで、揚げてふくらんだ丸い生地に穴を開けて、じゃがいものスパイス和えと、辛酸っぱい緑の水を注いで食べる不思議な食べ物。
シバカリーワラと比べると、パニプリ生地は大きくて薄め。
本場を真似て指で穴を開け、詰め物と緑水、ここではヨーグルトも添えられていたので、こちらもぶっ込んで食べます。
大きいサイズなので、一口は無理…ゆえ、緑水が隙間から溢れるのを覚悟しながら、ガリガリ食べます。
モタモタしていると、すぐに浸水してくるので、食べる速度も必要です。ヨーグルトは入っている方が美味しいかな。
シバカリーワラの詰め物は、ぶどうでしたが、個人的には、スパイスじゃがいもよりもぶどうの方が好き。
本場は、じゃがいもや豆のペーストを入れる方がスタンダードのようです。
本場ネパールローカル料理
私がオーダーしたのは、ローカル料理セット。
腹がカレーだったので、こちらをチョイスしました。なんだか盛りだくさん。見たこともないものもあり、お店の方がとってもフレンドリーで
「わからないことがあったら、何でも聞いてくださいね。」
と、流暢な日本語で接客してくれます。
カレーはチキンとポークをチョイス。ほかに、ラムもあります。
チキンも、ポークも骨付き。肉はホロホロなので、かぶりついて食べれば、骨離れ抜群。
インドカレーよりも、酸味がライトなので、食べやすいと感じる人も多いかと思います。スパイスはふんだんい使っているけれど、すごく辛いというほどでもない程よさ。
なにかわからないものも多数あり…(^_^;)
手前のドライ漬物は、「グンドゥルック」という「色々な青菜を無塩発酵させて作った保存食」だそう。乳酸発酵しているそうで、酸味があります。
それを、スパイスで漬け込んで、アチャールへと昇華します。隣もカレー風味(日本人には全部カレー(^_^;))沢庵も似た感じの工程で作るのかな。
ケチャップみたいのは、メニューには「トマトの漬物」と書いてあって、「ペーストにしたトマトに香味野菜を加えた、ネパールでは定番のアチャール」だそう。
かなり酸味の強いピザソースという感じで、ご飯よりパンにのせたい。
友人が頼んだのは、ネパールのおもてなし料理「サマエバジセット」。
こちらの方が、日本では普通食べられない、未知の味が詰まってました。
特に、干した米が衝撃で、戻さずに食べられるのかと思いましたが、おかずと合わせて食べると、スナック菓子のような食感で、思ったよりも違和感がありません。
煎り大豆は、本当に固い豆で、店員さんに「固いから歯に気をつけて」と注意が(^_^;)
手前の「バラ」は食べても何者か、さっぱりわかりませんでしたが、「ウラド豆の粉で作ったパンケーキみたいな食べ物」だそうで。
ねっとりしててちょっと粘るので、長芋の饅頭かと思った(^_^;)
どなたかのブログでこちらのセットを「ドライビビンパ」と表現している方がいて、言い得て妙。
すごく辛い訳では無いのに、食べ進めるとお腹がだんだん熱くなり、スパイスパワーを感じます。
バスマティーライスは、崩すとどんどん増えて、1合弱あるのではないかと思うくらいの量でしたので、見た目以上のボリュームと満腹感。
世界にはいろんな食べ物があるんだなぁと、感心した次第。
スパイスで温まったホカホカのお腹を抱えて、帰路に。
お店の下は、八百屋さんで、帰りに寄ったらここはここで激安&異国料理に使う野菜も豊富。
地下1階と二階にある、スパイス焼肉も興味津々。シバカリーワラでスパイスの魅力に目覚めて、さらにナングロガルで覚醒したと言う感じ。もっとスパイス精進したいぃぃぃ!