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休日のフレンチ&フリーフローランチ女子会!新宿三丁目「BistroKojiya」

※コース料理、アラカルトメニュー、飲み放題の内容などが店舗や期間によって異なる場合があります。ご予約の際は必ず詳細をご確認ください。
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以前から行ってみたかったお店に、女子会ランチでお邪魔しました。

Wメインでスパークリングワイン込のフリーフロー付きで5000円は、探してもなかなか見つからないリーズナブル感。

大通りから少し離れたところにあるけれど、土曜日の昼下がり、店内はカップルと女子会ランチで満席~。

日本ワインもフリーフローで飲み放題

早速、昼の泡でスタート。最初はロゼのカヴァ。メニューに乗ってない限定品とのことで、いち早くこちらを。

乾杯!蒸し暑い日だったので、辛口のシュワシュワは喉越し心地よく。

ロゼの泡って、女子会っぽいスタートで良き。

まずは前菜。タコとルッコラのサラダ。

バルサミコ酢の酸味と、ロゼ泡が合いますね。ルッコラとタコの相性もよく、軽快な酸味も手伝って初夏っぽい前菜。

前菜食べているうちに、お次のスパークリングワインをオーダー。飲み放題ですから~

山梨マンズワインの甲州酵母の泡。

ソムリエさんが日本ワイン推しとのことで、フリーフローに日本のワインが数種類ラインナップ。

海外のものに比べて、価格がやや高いので、フリーフローで飲み放題は珍しい~。

甲州の爽やかな酸味と発泡が合わさって、とても飲みやすい。耐圧タンク内でじっくりと二次発酵させるシャルマ方式。一度に大量に発酵させられるので、コスパの良いスパークリングワインが出来るそう。

お次は、とうもうろこしの冷静スープ。

器がなんともオシャンティー。そして傾けなくていいのでスプーンですくいやすい。

重ねることが出来ないから、よく割れるとのことでしたが、やっぱり素敵なお店は器にもこだわっていますよね。

カリカリに香ばしいバゲットをお供に。ちなみにおかわりも無料でした。

スープは、とうもろこしの他に、セロリや玉ねぎなどの香味野菜もたっぷりで、あえて濾さずに、ざらざらっとした食感を残した食べるスープ。

おフランスの泡もいっちゃいましょう。

アライアンス ヴァン ジャン アルシャンボー ブラン ド ブラン。

ボルドーのシャルドネです。

黄金色の泡立ち、複雑に香るフルーツ感。軽やかな甘みをすっと柑橘系の酸味がすっと消し去ります。

複雑な味わいながら、上品。コスパ良さそうなワインなのに、軽い熟成も感じて、今回の泡の中では一番好みでした。さすがおフランス。

立て続けに、白ワインへシフト。飲み放題ですから~

ラングドック・ルーション地方のシャルドネ100%。ミレジム シャルドネ。

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ラベルの愛らしさと比例して、華やかな柑橘フルーツのような味わい。バターやミルクのような円熟香で、フィニッシュはレモンのような酸味の切れ。

これは次にくるお魚との相性バツグンに違いない。

手の込んだフレンチWメイン

スズキのワイン蒸しマリニエール。

マリニエールは、漁師風という意味で、 新鮮な食材をブツ切りにして、シンプルな味付けで調理。 気取らず豪快に盛り付ける料理。

とはいえ、とってもおしゃれですけど。

赤いソースはトマトとエシャロット。説明では「潮ソース」とも言っていたので、お魚の塩分はミネラルの効いた塩味。

このあたりが漁師風たる所以なのかも。

お次に合わせたのは、日本のソーヴィニヨンブラン。あづみアップル ソーヴィニヨンブラン ドゥジェム。

北安曇郡池田町青木原地区のソーヴィニヨン・ブランを100%使用。

ソーヴィニヨン・ブランっぽい、ライトな飲み心地と、グレープフルーツのような酸味がシーフードにぴったり。

さっきの甲州の泡といい、ワインの色が日本酒のように透明です。

ソムリエさんに伺ったら、甲州を始め日本のぶどうは皮が薄いそうで…それで色が透明に近くなるらしいです。

お肉が来ました!豚フィレのローストマスタード。

なんとも絶妙なピンクの火入れ。

ソースはマスタードと書いてありますが、バルサミコベースに刻んだベーコンも入っています。

その前にお酒ください。

お次も日本ワインをチョイス。

信州松本平アルプスワインのミュゼ・ドゥ・ヴァン。

ブラッククィーンは日本のブドウ品種で、赤ワイン用の黒ぶどう。しっかりとしたタンニンで、豊かな酸とタンニンからボリューム感のある味わいの赤ワインが生まれるそうです。

ベリー系の香りと、スパイス感、ほどよいタンニン。やや重めですが、2021年のビンテージなので、軽快さもあります。熟成するとどうなるのか…かなり化けそうですが、日本のワインは割と早めに飲むものが多いですよね。

日本酒も同じなので、熟成より初物を好む性質が影響しているのかも。

低温調理した、少しあっさりした味わいの豚にはぴったり。

立て続けに、すかさずおかわり。

シャトー・ムーラン・ド・フェラン ボルドー・シュペリュール2017。

いかにもフランス!といったラベルで、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのミックス。

フランスの赤の中では、少しライトめ。重すぎずないので、ミディアムよりちょっと重めくらいのテイストが好きな私は、かなり好み。果実味はふくよかで、ミネラル感もあり、複雑な味わい。

デザートまで抜かり無く

ラストオーダーとのことで、ラストにぴったりなワインをお願いしたら…

メニューには載ってないけれど、デザートに合うグレープフルーツのようなワインをチョイスしてくれました。

ル タン デ フリュイ ロゼ パンプルムース マス ド ジャニーニ。

パンプルムースはフランス語でグレープフルーツ、直接圧搾して造ったジタン・ロゼに水、砂糖、グレープフルーツアロマを加えて造られますが全てオーガニック原料を使用しています。
ほんのり淡いピンクを帯びた透明の液面からフローラル香が拡がります。甘やかなキャンディに程良い酸味が絡み合い、ピンクグレープフルーツの砂糖漬けの甘酸っぱさがアフターを華やかに演出してくれます。

ぶどうで作っているとは思えないグレープフルーツ感。

甘みが添加されているせいか、ジュースのようにライトで、ごくごく飲めてしまいます。暑い夏にぴったりなフルーティな爽やかさ。

そして、ワインにぴったりなデザート。アプリコットのムース。

上の部分がアプリコットのジュレ、下がムースの二層構造。デザートもぬかりなく。

あんずたっぷりで甘酢っぱく濃厚なムースと、グレープフルーツ味のワインの苦味が連動して、実に美味。

デザート系のワインでも珍しいタイプの出会いで、まだまだワインは奥深い。

ソムリエの方が、色々飲めるように、少量ずつ注いでくれるのが嬉しい。

仕上げのコーヒーも。

 

たっぷり飲んで、食べて5,000円。ちょっと申し訳ないくらいでした。

フリーフローのワインも、普通は1,000円くらいのものが多いと思うのですが、2,000円近いものが多く、総じてクオリティの高いものをいろいろ試すことが出来ました。

 

ソムリエ兼ホールの男性のホスピタリティが素晴らしく、会話を覚えていてくれて、オーダーする前にワインを持ってきてくれるし、相談したらメニュー外のワインも飲ませてくれるし。

適度な距離感を保ちつつ、フレンドリー過ぎず、繊細な気遣いのおもてなしをしてくれるので、心地よいひとときを過ごすことが出来ました。

 

美味しいお料理、お酒、惜しみない心遣い。飲食店でお金を払う意味ってこういうことなんだろうなと改めて実感しました。

また、季節が変わったら新しいお料理やワインを楽しみにでかけたい。100満点!

 

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