日本にいながらリアルイタリアを体験できるというお店を紹介して頂けました。
あまり日本では馴染みがなさそうですが、プーリア州の郷土料理を堪能出来るお店です。
プーリアはイタリアのかかと
地図で調べたら、かかとに部分。
まずはロゼの泡で乾杯しました。
事前にパスタの説明をして頂けます。
手前にあるのが焦がし小麦のパスタ。初めて見た…
フォッカッチャにも早速焦がし小麦が。
焦がし小麦ってなんだろう…と思って調べると。
小麦畑では小麦の収穫後、残った茎部分や雑草などを掃除するために焼畑を行なうため、焼畑の後に微量に残った焦げた小麦(グラノ・アルソ)のこと。
昔は農民が食べていたが、その香ばしさが流行し、わざと焦がした小麦を作っている。
あつあつ焼きたてのフォッカッチャは焦がし小麦の香ばしさとカリカリが絶品。
わんこそばのように出てくる前菜
これもプーリアの特徴のようで、「野菜中心の前菜が次から次へと出てくる」ヘルシーなお料理だそう。
契約農家直送のスフォルマート。
スフォルマートは、「型に入れてオーブンでやいたもの」だそう。
パンも入っていて、甘くない野菜パンプディングというかんじ。なんとも不思議なほろしっとり。
ストラッチャテッラとフリッセリーネ。
ストラッチャテッラはミルキーなフレッシュチーズ。繊維の感じからボロ雑巾チーズとも。
フリッセリーネは、プーリアの固いパン。塩気がきいていてチーズに合わせると美味。
野菜のマルメッラータとアンドリア産リコッタ・ディ・ムッカ。
マルメッラータはジャム。赤いのが玉ねぎのジャムだそうです。
ワインは、イタリアのテーブルワイン。Vetrere Finis。
軽めのフルーティな白をチョイスしました。
カルチョフィとトンノ、プーリア産ひよこ豆のサラダ。
カルチョフィはアーティチョーク。トンノはツナ。上質なオリーブオイルで上品なサラダ。
ヤリイカのリピエニ、サラダ仕立て。
リピエニは詰め物とう意味みたいですね。そうすると、イカ飯もリピエニですかね。
カポコッロとズッキーニのマリネ。
カポコッロは豚肉の首の部分で作る生ハム。脂がちょっと甘い香りです。
イタリア野菜と豆のパンコット。
固くなったパンと野菜を煮込んだスープ。
確かに「スープ」って言ってたけど、「スープ?」って聞き返したくらい、全然スープじゃなく、パンと野菜の煮物という感じ。
農家の料理みたいですね。
前菜はここまで。
食べたことのないものや珍しい素材の組み合わせがふんだんで、興奮しました。
- 1
- 2