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3ヶ月ごとに定期的に訪れるベットラ・ダ・オチアイ。
この日は、イタリアワイン・ベストソムリエコンクールで優勝されたソムリエの方とご一緒させて頂く機会に恵まれました。
ワインには全く明るくないので、為になるお話を聞くチャンス!楽しみです。
毎回迷うメニュー選び
こちらのお店はプリフィックススタイル。
前菜はいつも通り盛り合わせをチョイスしました。合鴨のローストや安納芋のスープが特に美味。
味付けは全体的に濃いめなので、お酒が進みます。
お隣の方のナスのグラタン。ナスが4本も入ってます。
ナス4本を一気に食べる機会なかなかないですね。
チーズもたっぷりかかっているのに、さらに追いチーズとして、粉チーズも一緒に供されていました。
ワインは、お店の方に予めチョイスをお願いしてあり、こちらの3本を持ってきていただきました。
左から、
- エクストロカンテ(ヴィンテージ・品種非公開)
- コンテルーチョ ピノグリージョ ヴェネチア ジュリア 2011 ラ ベラノッテ
- パラスコス オレンジ・ワン
ソムリエさんが選んだのは、一番右の「パラスコス オレンジ・ワン」。
ビオのオレンジワインでした。
いつもご一緒される方はワイン通の方ばかりですが、選び方がやはり普通の人と違うと思ったのは…
「珍しいから飲んでみたい」とか「好きだからコレ」っていう理由ではなく、「今この瞬間に一番美味しいワイン」を選んでいるようでした。
オレンジワインは白ワインだけど皮ごと醸造する新しい第三のワイン。
独特の個性なので、初めて飲むとちょっとびっくりします。
パスタはジェノベーゼをチョイス。
グランドメニューからあまり食べたことがないので、最近は定番をチョイスしています。
バジルの量もすごいけど、松の実が大量でプチプチ。
塩味はあまり強くないので、チーズをかけて食べますが、これがなかなかの濃厚さ。
お隣の方は、白子とからすみのパスタ。
グランドメニューの他に季節のメニューが多すぎて、何度通っても全部を制覇できません…
時間を逆読みするソムリエのスキル
メインにあわせてお店が揃えてくれた赤。
左から
- アンジェロ・ガヤ カ・マルカンダ・プロミス 2014
- インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005
- パッソピッシャーロ 2011
ソムリエさんが選んだワインは真ん中の2005年のカベルネ100%になりました。
赤の中でもカベルネ100%はあまり得意ではないのですが、こちらは熟成もうまく進んでいて、口当たりがとてもマイルド。
これだけ角がないということは、もうじき崩れかかるということでもあるとのことで、3時間以内に飲むなら大丈夫なワインだという説明を。
つまり翌日に持ち越せないということなんですね。
ワインってエイジングして飲むものだから、時間を逆読みするスキルがいるんですね。深い。
メインは何を選ぶ?
メインはなんとなく毎度ラムを選んでしまいます。
ローストもいいですが、今回はグリルにしました。添えてあるじゃがいもがとても甘い。
他の方のお料理も。こちらはラムのカツレツ。
揚げてるのに、さらにチーズがかかっていて、このお店のラム料理では一番ボリューミー。
こちらはスズキのカツレツ。高級なフィレオフィッシュ。
こちらはスズキのムニエル。エビとトマトのソース。
メインはお魚になるとだいぶボリュームが抑えられるので、パスタにお肉を選ぶ場合はメインをお魚にするとフードファイトを避けてバランスがとれます。
こちらは名物のミックスグリル。
鶏、豚、牛、サルシッチャの中から3つ選べます。総量300gくらいあると思います。
もちろん、全力でフードファイトするのもあり。
この日はお誕生日の方がいて、大量のデザート盛り合わせ。
例のごとく一口ずつ。初めてここでティラミスを食べました。
今まで食べたティラミスの中で、一番美味しい。甘みと苦味と濃厚さのバランスがいいのかな。
いちごと桃のソルベは、果実のフレッシュさでお口リフレッシュですが、さすがに冷えました。
今回はソムリエさんに、ワインの他、接客や、飲食店の形態についても、詳しくお話しを聞けました。
この日は落合シェフもいらしたのですが、この方もお店のスペシャリテのレシピをTVで紹介しちゃうような方。
その時のセリフがコレ。
「だって、みんなが幸せのほうがいいじゃん!」
出し惜しみせず、知識や経験をオープンにするのは一流の証だなと。
一流の方に接すると感じる幸福感ってこれなんだろうな。
一休.comからの予約
日本一予約が取れないと称されるイタリア料理店。1997年のオープンから今も変わらず赤いオーニングの白抜き文字が、銀座の風…