本格フレンチと厳選されたワインの宴にお呼ばれ。
ひさびさのセレブリティなエントランスを前に、ワクワクが止まりません。
レストランウエディングにも
エントランスかと思ったら、裏口でした…
早く着いてしまったので、ロビーで待っていると、カップルがレストランウエディングの打ち合わせ中。
「若い人の結婚式は自分たちの幸せだけ考えればいいけど、少し年齢を重ねたカップルは、招待客の満足度を優先する傾向にありますよ。」
とスタッフさん。確かに40歳間近で結婚した友人のパーティーはとてもお料理の満足度が高かったのを思いだしつつ…
みなさん揃ったところで、メインフロアに移動。
開店したばかりで、先客がいなかったので、店内のお写真を撮らせていただきました。
夕方から夜に傾く柔らかい日差しが差し込みます。
どのテーブルも特別な雰囲気。
こちらを普段遣いにされている主催者の方って、すごい…
ワインもスペシャルセレクトだそうで、ワクワクです。
乾杯はこちら。ブルゴーニュのクレマン。
ヴーヴ アンバル クレマン ド ブルゴーニュ 2015
ワインにはまったく明るくない私。
クレマンってシャンパーニュ地方以外のスパークリングだということくらいしかわからないけれど、酸味が穏やかでバランスがよく、するすると喉を通り抜けてしまいます。
この宴のためのスペシャルメニュー
お店の方と、主催者の方が相談して構成いただいたスペシャルメニュー。
前菜は、スルメイカ プロヴァンサル風野菜
こんなオサレなスルメイカ。丁寧な飾り包丁が施されとても柔らかい。
さらに、一流のレストランって魚介の火入れが素晴らしいですね。
クローディ・ジョホール リュリー モンターニュ・ラ・フォリー 2009
このワインが出てきたとき、主催者の方が思わずびっくりしていたのですが…
ワインリストにも載っていないスペシャルなワインだそう。
きれいに熟成が進んで、ゴールドに輝いています。はちみつのような濃厚さと、フルーツ系の酸味のバランスが素晴らしく。
ワイン素人の私でも「こりゃいいワインだ」と直感。
皮のパリパリと、内側のしっとりが絶妙のパンに、上質なバターを少し。シンプルなものほど、凄みを感じます。
真鯛のブルーノワゼットソース。ブルーノワゼットは焦がしバターソース
長野県産のゼブラ茄子という縞々のナス。種も多いけど気にならず、肉厚です。
もちろん真鯛の火入れは完璧で、筋肉質な身質なのに固くない。ヤングコーンが甘くて美味しい。ひげもコーン味。
赤もなにやら打ち合わせよりグレードアップされていたようで、またまた主催者の方が驚いております。
シャトー・オー・モーラック クリュ・ブルジョワ 2009
こちらは上級者ワインでした。表現が難しいけど、後味が鉱物系です。
熟成具合とか、樽の香りとか、様々なものが複雑に絡まって、ぶどうじゃないものに変わる不思議。日本酒もだけどお酒は奥深い。
黒毛和牛赤ワインソース。
赤ワインソースには金山寺味噌的なものが使ってあるとか。
単体で味わうと遠くで発酵したコクみたいなものを感じます。お肉は低温調理なのかな。脂がないのに、肉汁を閉じ込めたレア感。
お誕生日の方がいてお祝いのプレートがサービスで。
メニューには「パイナップル」としか書いてなかったのに、こんなにおしゃれなデザートが!!
一番下が木苺のソース。ココナッツのアイスとマンゴー、上にちょこんと載っているのは、薄く木苺を混ぜたメレンゲ菓子。
ソルベのような氷部分がパイナップルだったのかなぁ。とにかくこれは「パイナップル」じゃないですよね。
最後にハーブティを頂き、胃袋と脳みそが至福で満たされました。幸せ♪
カトラリーもテーブルコーデもとても洗練されていて、写真映えします。
スタッフの方のホスピタリティも素晴らしく、疑問には何でも答えて頂きました。
お食事の美味しさもさることながら、居心地のいい雰囲気に心も癒やされました。
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